標高2750m、人口7万人。ペルー北部を代表する都市。 インカ帝国最後の皇帝アタワルパが温泉保養中にスペイン人フランシスコ・ピサロに捕らえられたことで知られる歴史的に有名な場所。 アンデスの美しい山々に囲まれ、スペイン風の白壁に赤い瓦屋根が目立つ。アルマス広場に面してカテドラル、サン・フランシスコ修道院があり、コロニアル建築も多く残っている。また、アタワルパが幽閉された部屋クアルト・デ・レスカテもアルマス広場のすぐ近く。サン・フランシスコ修道院の中には宗教芸術博物館もある。 |
| カハマルカの主な見所 |
| クアルト・デ・レスカテ(身代金の部屋) |
| アルマス広場付近。1532年、インカ帝国の皇帝アタワルパがスペイン人に捕らえられた時に軟禁された部屋。 アタワルパは部屋を金で満たすことと引き換えに身柄の解放を求めたが、部屋が金で満たされると征服者フランシスコ・ピサロは、次に銀で他の二つの部屋を満たすことを要求、アタワルパはその要求もかなえるのだが、結局、1533年8月29日に処刑される。 部屋の中にはアタワルパが実際、「金をこの高さまで積み上げる」と指し示した高さのところに赤い線が引かれている。また、絞首刑の際、アタワルパの足元に置いてあったという石も展示されている。 |
| インカの温泉 |
| カハマルカから東に7Km、最後の皇帝アタワルパがたびたび足を運んだといわれるインカの温泉がある。 100以上ある個室風呂は深さ1m程度、自分で湯量が調節できる。一回一回湯船の湯が抜かれるため、浴室は古いが清潔。但し、シャワー設備は完備していない。 インカ皇帝アタワルパが使っていたといわれる石でできた「インカの大泉」もあるが、入浴はできない。 |
| クントゥルワシ遺跡 |
カハマルカから車で4時間、標高2300mのラ・コンガ村の先にクントゥルワシ(コンドルの館)遺跡はある。1988年、東京大学教授大貫良夫氏を団長とした東京大学古代アンデス文明調査団により発掘が開始された。遺跡は紀元前1000年から50年にかけての4時期にわたって更新しながら建設された神殿跡でここから多数の土器類が発掘されている。1989年には、大量の黄金が発掘され世界中の注目を集めた。
村には博物館もあり、発掘された土器や黄金の装飾品などが展示されている。 |
| クンベマヨ |
カハマルカから約20km、標高3500mの場所にある。 石の森と呼ばれ、奇怪な形をした巨大な石群が見所。紀元前300年頃に造られたと思われる水路もあり、カハマルカの地下を通り、海岸まで続いている。 |
| オトゥスコ |
| 四角い穴だらけの不思議な丘。紀元前1130年から紀元1240年頃にかけて、地域住民たちの墓として使われていたと考えられている。 |