トルヒーヨ観光情報

リマから北へ561km、征服者フランシスコ・ピサロが1536年に建設した町で、スペインの生まれ故郷・トルヒーヨの名をこの地に付けた。 町の中心・アルマス広場の周りにはコロニアル建築の建物が並び、銀行や旅行会社のオフィスなどが入っている。 アルマス広場に面したカテドラルを始め、この周辺には教会が多く、メルセー教会、ラ・コンパニーア教会、サン・フランシスコ教会、サント・ドミンゴ教会など10以上もの古い教会がある。また、考古学博物館、カシネリ博物館ではプレ・インカ時代の歴史に触れることができる。 リマ、アレキパに次ぐペルー第3の都市。
トルヒーヨの主な見所
チャンチャン遺跡
トルヒーヨから西に7km。チャンチャンは1100年頃からインカ帝国に征服されるまでエクアドル国境から海岸沿いに約700kmの広大な地域を支配していたチムー王国の首都。 遺跡はアドベ(日干しレンガ)で造られ、14の地区からなる20kmに及ぶ巨大な遺跡だが、見学できるのはその中のPALACIO TSCHUDIと呼ばれる場所で、主神殿、儀式の広場、墓地、食糧倉庫など8箇所の区画から成っている。チムー時代の特徴である鳥や魚をモチーフとした浮き彫りが施されている壁なども見学できる。
太陽にワカ・月のワカ
トルヒーヨから南に4kmの場所にあるモチェ文化(紀元100年頃から750年頃まで)の遺跡。この時代には二つがセットになったピラミッド型の神殿が多く造られており、ここでは太陽のワカと月のワカがセットになっている。 太陽のワカは基底部が223×138m、高さ23mの巨大なもので、1億3000万個のアドベ(日干しレンガ)を使って造られたといわれている。しかし、長い歳月が経過しているためピラミッドの原型は留めていない。500m隔てた場所にある月のワカは太陽のワカと比べると基底部が60×80mと小さい。月のワカはその昔、モチェ文化独特の大きな絵が描かれていたといわれている。 月のワカにあるカラフルなレリーフ・Degollador(首切り人)と呼ばれる巨大な顔は見事な芸術作品である。
ドラゴンのワカ
トルヒーヨから北西4kmの場所にあるチムー時代のピラミッド型遺跡。別名「虹のワカ」。 虹となにか宗教的な儀式のようなものが描かれたレリーフが見事。食糧貯蔵庫と思われる場所の跡もある。
考古学博物館(トルヒーヨ国立大学博物館)
紀元前1万年からインカにいたるまで、展示品は約3万点にものぼる。アンデス文明の幕開けを物語る石器や最初の文化といわれるチャビン・デ・ワンタルからの出土品のほか、プレ・インカの土器類を年代別に展示している。チャンチャン遺跡の出土品は、鳥のモチーフが入った壁の一部をはじめ数多く揃えている。
カシネリ博物館
アルマス広場から北西に7ブロック。イタリア二世の実業家・カシネリ氏が個人的にコレクションしたモチェ文明の土器を植物、動物、人間の顔型など種類別に展示してある博物館。
エル・ブルホ遺跡
トルヒーヨから北へ34km。1989年に発掘されたモチェ文化の遺跡。 首切り人(Degollador)が手をつないで並んでいる画の足元に本物の骨を突き出させているもの。裸で首に縄をかけられた敗者(Pesioneros)11人の男根か切られているものなど壁画で有名。何か重要な儀式を行うための場所だったと考えられている。
ワンチャコ海岸
トルヒーヨ市内から北西に約12km。モチェカ、チムーの時代から漁が行われている海岸。トトラと呼ばれる葦で造られた船を見ることができる。海岸沿いにはレストランやホテルもあり、ちょっとしたリゾート気分を味わえる。

 

 

 

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