高山病について

高山病とは
標高2000メートル以上の高地に行ったときにでてくる頭痛、倦怠感、吐き気、食欲不振などの症状です。風邪や二日酔いの症状とよく似ています。この症状は誰にでも現れるものではなく個人差があります。まったく症状が出ない方もいますし、軽い頭痛ですむ方もいますし、嘔吐する方もいます。高山病に関する詳しいことは「日本旅行医学会のホームページの高山病の旅行医学」の中で紹介されていますのでご参照ください。
高山病の予防法

高地到着後はなるべく過度な運動は避けゆっくりと行動することです。女性の観光客の方に多いのですが、普段はゆっくりとした行動を守っているのですがお土産物屋に入った途端にはしゃいでしまう、これはよくありません。利尿作用を促すため十分な水分をとることも必要です。コカ茶が効果的。アルコールは飲まないに越したことはないのですが、アルコールがないと食が進まない方は高地に到着した当日だけは避けましょう。その後は高山病の症状が出ていなければ体調に応じて。ただ平地よりも酔いが早いので飲む量は少なめに。非常に効果的なのは深呼吸です。思いっきり息を吐いて普通に吸い込んでください。何度か続けると少し楽になります。精神的な要素もかなりあります。低気圧、酸素の薄いところへ行くのですか環境の変化でおかしくならない方がおかしいのです。軽い症状の場合は時間の経過とともに症状がなくなっていくのが普通です。あまり神経質にならない方がよいでしょう。日本旅行医学会のホームページのコラムでも取り上げられている高山病予防薬として知られているアセタゾラミト(商品名ダイヤモックス)ですが、ペルーでは現在販売が行われておりません。この薬は手足の先がしびれるといった副作用があったのですが、副作用が少ない「Sorochi Pills」が発売され、販売のシェアが減少したのが原因のようです。 「Sorochi Pills」はペルーの薬局で市販されている薬です。高山病はその時の体調に作用されることもあります。旅行の前にあまり疲れをためないことも重要かと思われます。睡眠薬は寝ているときの呼吸を抑制す作用があり脳の低酸素を招きますので使用は控えられてください。

高山病になったら

高山病といっても症状がいろいろです。軽い症状の場合には時間とともに直るのが一般的です。少し様子をみましょう。頭痛がある方は頭痛薬を飲まれるとよいでしょう。収まらない場合は酸素吸入を行いましょう。血液中の酸素が不足しているためにこの様な症状が出るのですから、酸素を補うと症状が改善されます。酸素ボンベは各ホテルに用意されております(ペンション、ホスタルなど用意されてないところも一部あり)。それでも症状か改善されない又は重くなる場合は医者にかかることをお勧めします。高山病の特効薬は低いところに下がること。症状の重い方は先に日程をあきらめてリマなどの平地に下がることも考える必要があるかと思います。症状が重い場合は現地の医者の支持に従うことが必要です。マチュピチュ観光の際は1日目にクスコ又は近郊に宿泊して2日目にマチュピチュへ行くというのが一般的です。クスコで体調が悪くても標高の低いマチュピチュ(クスコとの標高差約1,000メートル)まで行けば症状が改善されるのが一般的です。

これまでの経験から
これまで10年近くに渡り現地で日本人観光客の受け入れを行ってきましたが、重症の高山病にかかるのはほんのわずかな方です。どのような方がかかり易いか・・・ 年配の人なのか若い人なのか、痩せた人なのか太った人なのか、年配の人も若い人も痩せた人も太った人もかかる人はかかる、かからない人はかからないのです。ただ一つ言えるのはゆったりとした日程で来られている人の方がきつい日程で来られる人より重い高山病にかかる比率が低いようです。ゆったりとした日程を組むこと大切かと思います。ほぼ全員の方が高地で観光を行い戻られていらっしゃいますのでそれほど神経質になる必要なないかと思います。
当社の高山病に対する対策
日本からペルーまでは長い時間のフライトで時差も14時間ありペルー到着時にはかなり疲れているものです。リマ到着後すぐには高地に行かずにリマやその他の標高の低い都市の観光を行い、時差調整、疲れを癒し、高地へ行くような日程を心がけております。また高地での最初の宿泊もできる限り標高の低い都市に(例えば標高3300メートルのクスコではなく標高2800メートルのウルバンバ)するようにしております。

 

 

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